原油200ドル?
原油の高騰がとまらない。4月22日のNY原油はとうとう119ドル台となった。つい先日 100ドルを超えて大騒ぎしたばかりである。一説では200ドルまでいくのではないかとも言われている。この影響を受け鋼材をはじめ世界的な資源高がモノの価格を押し上げている。日経商品指数は27年半ぶりの高水準だという。当然消費者は買い物を控える。
売上高は1996〜7年がピーク 昨年度(2007年度)のスーパーの売上高(既存店ベース)は13兆8千億円。悲しいかな11年連続で前年割れである。11年前と言えば1997年頃だが実はほとんどの中小企業は丁度この頃(1996〜97年)をテッペンにして売上高は下降傾向に入っている。すなわちスーパーの既存店売上高関係と同じ道を既存発想の中小企業も歩いていることになる。
思い切った新しい価値の発見と創造によるイノベーションしかない。
幹部に訴える(181)
部下指導(87)
〔面接技法―コーチングの実践(44)〕
「新任役職者のために」
4月は新年度の始りであり、人事異動の季節でもある。はじめて部下を持つ責任ある立場に立った人もいるだろう。それにしても課長としてはじめて部下を持ったときのことを思い出す。部下はたった一人だったが、彼にどう接すればよいか当時は誰も教えてくれなかった。またそのような教育の場もなかった。全て手探りの自己流だったように思う。部下の仕事がよく見えないため毎日報告を義務づけた。報連相の大切さを当時知っていた訳ではない。ただそうしないと不安だったからである。
また上司(すぐ上は常務だった)との接し方も分からなかった。いきなり「課長を命ず!」だったのである。一体当時の部下や上司(常務)は私をどう見ていたのか。出来たら聞いてみたいところだ―もう何十年も前のハナシだが―。
さて、そんな新任役職者のためにコーチングからは外れるが、“論語”の中から役立つものをいくつか紹介してみよう。
【部下に対して】
〔1〕“君子は人の美を成す。小人は是(これ)に反す” →君子は人の長所を伸ばしてそれを成就させ、欠点はひどくならないように援助してやる。
ところが小人はその逆で、人の欠点をとりあげ、せっかくの長所の芽をつんでしまうところがある。
⇒立派な上司は部下の長所を褒めながら伸ばそうとする。悪い上司はその逆をする。
実際、孔子は一番弟子の顔回をよく褒めたようだ。
「この私でさえもとても顔回にはかなわないよ」と弟子の子貢に言っている。多分顔回は
自分が褒められたことを子貢から聞いたであろう。その時の顔回のうれしそうな顔が目に
浮かぶ。
〔2〕“君(きみ)、臣を使うに礼を以ってす” →あなたは臣下に対して礼に適(かな)った態度で接すること。
⇒部門長と言えども部下に対しては彼を尊重し、見下したような傲慢な態度や言葉づかいはしないようにすることである。
ここで言う「礼」とは「礼儀作法」のことである。具体的には
@ 立ち居振る舞いが傲慢にならぬこと
A 表情が礼に適っていること
B 言語が礼に適っていること などである
【上司に対して】 〔3〕“信ぜられて後(のち)に諌(いさ)む” 〔3〕は役職についた時に最も気をつけるべきことだ。一般に部下との関係を云々しがちだが、本当は上司との関係が重要である。上司とのコミュニケーションをとってまず信頼関係を気づくことが先決である。
新任役職者は上記の〔1〕〜〔3〕を実行すれば、将来優秀な幹部として成長していくだろう。
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