No.239
2008.3.25

禁酒費用で学校を改築!

ひとつの村が5年間禁酒して浮かせた金を学校の改築費用にあてたという地域・学校がある。大正末期〜昭和初期頃の、石川県津幡町の山あいにある河合村小学校でのハナシ。HPによると大正15年、河合村で老朽化した校舎の改築に4万5千円が必要になった。同年の村の税収は僅か2万7千円。この全額をあててもはるかに及ばない。そこで頭をひねった当時の村長は年間9,000円に上る村全体の酒の消費量に着目。9,000円×5ヵ年で4万5千円が捻出できる。そこで全村民に5年間の禁酒をお願いし各戸につき1日5銭の積立を呼びかけたという。

村内では酒類販売も禁止。酒屋の各戸の玄関には「禁酒」の札の掲示が義務付けられた。当時廃業した酒屋さんの子孫が曰く「子供のためと考えたら誰も反対しなかった」。今もこの酒屋さんの自宅玄関には「禁酒」と書かれた札が掲げられている。当時の名残である。
しかし残念なことだが、過疎の進行のため児童の減少に歯止めがかからずこの3月で閉校となる。80年前の話だが当時の人たちの苦労を考えると閉校は実にさみしいことだ。

日本人は昔から子供の教育に対する地域ぐるみでの先行投資には積極的だ。実際、これに似たハナシは他でもよく聞く。その代表的なものが「米百俵」だ。戊辰戦争のあと貧乏のどん底におち込んだ長岡藩(新潟県)にお隣の三根山藩からおくられた「百俵の米」を学校建築費用にあてたというものである。
国の力は人材の力、その人材の力は教育である。企業も全く同じではないか。

幹部に訴える(180)
部下指導(86)
〔面接技法―コーチングの実践(43)〕
「新入社員に夢を語れるか!」

そろそろ新入社員が入ってくる。夢と希望を抱きながらも一方で一抹の不安を胸に入社してくる。新卒に限らず中途入社も同様である。その彼らをどう受け入れるか。新入社員教育をしても受け入れ教育というのはほとんどやられていないのが実情だ。受け入れ側の心無い対応が新入社員のヤル気を失わせ、去らせてしまう。いわゆる七・五・三現象である。


新入社員にはまず社会人としての基本を徹底する一方、先輩諸氏が夢を語るべきである。果してどれだけの幹部が夢を語れるか。業務手順の指導は出来ても、新入社員が夢をふくらませるような夢・誇りを語れる幹部は少ない。何も知らない純粋な彼らを正しい方向へコーチすることも大事なことだ。

しかしその時の手順がある。今月はそれを紹介しよう。1対1でコーチする場合、まず座り方だが、お互いが前方を向いて着席した方が良い。



どうだろうか。このようなstepで語っているだろうか。ただ思いついたままにやっていないだろうか。4段階を参考に新入社員教育に生かして欲しいと思う。

以上

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