No.230
2007.6.25
 

環境問題とRefuse(断る)


この6月21日、沖縄は梅雨明け宣言。一方東北・北陸はようやく梅雨入り。小さな国土ながら日本列島の南北の長さを改めて感じる。しかし日本に限らず世界の気象は何やらオカシイ。

6月は環境月間(だった)。先日のG8サミットでは「2050年までに世界の温室効果ガス排出量を少なくとも 半減することを真剣に 検討する」と何ともあいまいな宣言で幕を閉じた。各国の思惑もあり具体的に目標を決めることは困難を極めることだろう。来年のG8会場は日本(北海道洞爺湖)である。当然環境問題は最大のテーマになる。問題はアメリカもそうだが、地球を破壊するような勢いで急成長を続ける中国、インドがどうなっているかだろう。

ところで、環境問題を語る時3Rの必要性がよく言われる。ご存知のReuse(再利用する)、Reduce(減らす)、Recycle(再生する)である。最近これにもう一つRが加わった。Refuse(断る)である。不用なもの(包装紙など)を断る。そういえば書店で本を買うと昔は黙ってカバーをかけてくれたものだが、今は「カバーをかけますか」と必ず聞かれるようになった。ほとんどの場合断っているが「ありがとうございます」と言われる。
スーパーのマイバック(エコバック)運動も次第に定着。もはや機能的なバックから「オシャレバッグ」にかわっている。環境問題も市民レベルになりつつある―と思いたい。

幹部に訴える(174)
部下指導(80)
〔面接技法―コーチングの実践(37)〕

現場の中での実践

販売の現場、生産の現場、事務の現場では様々な問題が日常的に発生している。
例えば―
販売の現場では接客応対のマナーが・・・。
生産の現場では工具・原材料・製品の扱い方が・・・。
事務の現場では、電話応対のやり方が・・・。
そして全社的には社員同士の言葉遣いが・・・。

小さなことではあるが、下手をすれば決定的なクレームになりそうな基本動作的問題が日々繰り返されている。一つ一つ注意すればキリがない程だ。といって放置しておけばいつまでたってもレベルは上がらぬ。幹部がきちんと指導してくれれば助かるのだが、その幹部自身もまた“我関せずの無責任”ぶり。Topの悩みは尽きない。

教育訓練制度のきちんと整った大企業から、地方の中小企業に転身してきた人たちが共通して嘆く言葉がある。
“上司に対する言葉遣いが目茶苦茶である。お互いがまるで友達言葉で誰も注意しない。少なからずショックを受けた。”
“仕事中の私語が多いのにもうビックリ。これでは生産性が上がる筈がない”
“会社のことを考え、注意した方が良いと思い意見を言っても、多勢に無勢。逆に自分が浮いてしまい、おりずらくなった。”

これらの指摘は全ての中小企業にあてはまる訳ではない。優れた中小企業もたくさんある。しかしかなり多くの企業にあてはまるのではないか。
ではどうするか―。
一つは、守るべき最低基準を明確にして発表する。この時、全社員に問題点を投げかけ、全員で討議してまとめ、それを行動基準とする。一方的に決めたものを押し付けても無理がある。問題点を投げかけ、悪さ加減に気付かせ、どうしたらよいかを考えさせる。こうして出来上がったものは自分たちの基準となる。
二つは幹部を中心に決めごとを維持させる努力を怠らないこと。そのために評価制度を導入するか、個別面接で「君の態度はこういうようにみえたけどどうだろうか」と問いかけをするようにする。この時も出来るだけ上からの押し付けは避け、本人に気付かせ、考えさせ、実行するように仕向ける。少し時間がかかるが、この方が効果は高い。何事も根気が大事だ。

以上

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