〔三菱自動車は立ち直れるか〕
三菱自動車(ふそうトラック・バス)のリコール隠しは、元社長ら6人の逮捕という重大事件に発展した。2ヶ月前の4月22日、三菱は全国紙で「お詫びと誓い」を全面広告で発表した。その中で「再発防止に向けて社内体制を根本的に見直す」とあるが、どこまでやれるか。残念ながら三菱に対するマスコミの評価は厳しい。いくつか拾ってみよう。
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入社年次と学歴を何よりも大事にする会社
A 風通しの極端に悪い会社
B
顧客のことより上司の顔色をうかがう内向きの会社
C ビジネスルールを平気で無視する会社
D 虚偽の報告を会社ぐるみで行う会社
Eリコール隠しに懲りず平気で繰り返す会社
F 全く反省のない会社
G 日本車の評価を傷つけた会社
H 日本企業の信頼を失わせた会社
そして、検察庁幹部をして「あんなひどい会社はみたことない」とまで言わしめた会社。
改革は全身の血を入れ替えるほどの苦痛が伴う。その覚悟と勇気、そして実行力があるか。今、三菱自動車の存在価値が問われている。
"会社ごとリコールすればいいものを"(6/20
朝日川柳より)
幹部に訴える(142)
部下指導(48)
〔面接技法―コーチングの実践(5)〕
<前月の続き>
Q16 「そうですか。高い目標ですよネ。この目標が達成出来たら、すごくうれしく
ありませんか?これまでの不足を穴埋めして新たに出発出来るわけですから。」
A16「それはそうです。うれしいです。」
Q17 「ではお聞きしますが、この高い目標を達成するために、何かこれまでにない
新しいやり方を試してみることは出来ますか。」
A17「・・・・・ちょっと思いあたりません。」
Q18 「そうですか。それではKさんが253万円を達成するために、誰か他の人
(上司・部下・事務員・あるいは関係する業者・友人・知人・家族等含む)の
力を借りる(手伝ってもらう)ことは出来ませんか。」
A18「・・・・・今のところ応援体制も出来上がっていますし、特にありません。」
Q19 「そうですか。それではもっと他のことを考えてみましょう。例えば設備面で
どうでしょう。あるいはIT機器の活用なんかはどうでしょう。」
A19「ちょっと思いあたりませんネ。」
Q20 「そうですか。それではこんな情報があればとか、こういう時間があれば…と
いうのはどうでしょう。」
A20「あーそういえば、毎日朝刊に折り込みチラシがたくさん入ってきますが、その業者をみて、売り込む方法があります。ただ大会社になればなるほど、価格競争が激しいので粗利はとりにくいと思います。グロスでみていかないと・・・・・。」
Q21 「それはいいところに着眼しましたネ。相手の会社が大きいと確かに出入り
業者も多くて、価格競争はシビアになりますネ。しかし、メリットもありますネ。」
A21「ハイ。良い大会社とつき合えば良いところを紹介してくれますし、またチラシ以外の伝票などの注文も入る可能性があります。」
Q22 「そうですネ。そうなりたいですネ。ところで当社の使命は何でしたっけ?」
A22「ハイ、お客様の売上向上に結びつけるツールを提供すると共にお客様の効率化、合理化のお手伝いをする─です。」
Q23 「すると、先ほどKさんのおっしゃったことは会社の使命にぴったりですネ。」
A23「ハイ、言われてみればその通りです。」
Q24 「ところで大企業へチラシの売り込みをやるとすれば、会社の体制として
今のままでよいでしょうか?」
A24「やはり営業マン同士の横の連携が必要になると思います。」
Q25 「ほう。もう少し具体的に教えて下さい。」
A25「物件に対して過去どういうものをやったかの調査、研究や担当営業マンの能力の平準化のための勉強会、それから企画の得意な常務、営業のプロの営業部長、そしてITの得意なS君の3者による連携プレーなどです。どうせやるなら徒労に終わらせたくないですからネ。」
Q26 「スゴイ!何か想像するだけで楽しくなりませんか。」
A26「はい、わくわくします。」
Q27 「わくわくどきどきしますネ。」
A27「はい、わくわくどきどきします。」
Q28 「このK君の考えていることを、実際にやろうとすると今すぐ出来ますか。」
A28「今すぐはムリですネ。ある程度準備期間は必要だと思います。」
Q29 「なるほど。準備期間ですネ。ではどうすればいいでしょう。」
A29「月末に営業会議がありますので、その時に全員に聞いてみようと思います。」
Q30 「それはいい考えですネ。せっかくの事ですから是非やってみて下さい。」
A30「ハイ、そうします。」
Q31 「ところで当面はどうすればよいと思いますか。」
A31「ハイ、出来るだけ多くの見積りをとらせてもらうことだと思います。」
Q32 「6月の目標2430千円を達成するためには、どれだけの見積り件数を確保する必要があるでしょう。」
A32「(計算しながら)40件位ほしいです。」
Q33 「1ヶ月40件の新規見積りということですか?」
A33「ハイ そうです。1ヶ月40件の見積をとることです。」
Q34 「そのためにはどのような営業スタイルが必要でしょう。」
A34「あまり訪問していない既存客を訪問して、当社の取扱い品目を説明し、アタマを下げて見積りをとるようにします。」
Q35 「そうですか。では6月の目標を『40件の見積りをとる』ことにしましょう。これでどうですか。」
A35「やってみます。」
Q36 「では、6月まであと10日ほどありますから、今からその体制に入る準備をした方がいいですネ。」
A36「ハイ そうします。」
(次号に続く)
以 上
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