今月の言葉
[敵は内にあり]
2003.1.25
NO.177
昨年1年間の企業倒産件数は、19,458件と戦後2番目を記録、うち上場企業のそれは29件と前年比2倍強である。
近年、IT技術等の急速な進展と中国などの台頭による経済のグローバル化でデフレは世界的規模で広がりつつある。
加えて、今年はイラク・北朝鮮などの政治問題が日本や世界経済に大きな不安をもたらす。
しかし、しかしである。
日産社長のカルロス、ゴーン氏の言葉は強烈だ(日経ビジネス03.1/13)
「日本には人も技術もある。ないのは経営だけだ」更に続く「問題は外になく内にある。解決策も社内にある」「需要がどうの、為替がどうのは関係ない!」
極く当然のことを言っているが、ゴーン氏の言葉を今一度かみしめてみる必要がありはしないか。
まさに"敵は内にあり"である。
平成の大横綱貴乃花が引退した。一抹の淋しさを感じるが大相撲もヤル気満々のハワイやモンゴルに望みを託すしかないのか……。
−幹部に訴える(128)−
− 部下指導(34)−
[面接技法(4)]
さて「態度的技術」だが、これには5つの態度がある。
ひとつは 調査的態度
ふたつは 解釈的態度
みっつは 評価的態度
よっつは 支持的態度
いつつは 理解的態度
である。
各々について説明する。
@<調査的態度>
「この点について詳しく話して欲しい。あの点はどうだったか」「一体何があったの?」など。診断、調査のようなやり方。まるで警察官の事情聴取である。相手は、警戒してしまう。
A<解釈的態度>
因果関係の説明をしようとする態度
相手の意見や訴えを前にして、まるで化学者が物質を分析するように「それはこういうところからきているに違いない」などと推測する。例えば「今の仕事に、君は理想を持ちすぎたのではないか。現実はそう甘いもんじゃあないよ」という態度、上から下への関係であり、上位者としてふるまっている。
B<評価的態度>
相手の意見や考えに対して、「良い、悪い」「正しい、正しくない」などと判定を下してしまう態度。
結局は「そんな考えをしてはいけない」「それではダメだ」「こうすべきだ」などと説教するパターン。
これは案外多い。我々は普段何気なくこの態度に陥っている。
C<支持的態度>
相手の心配事や不安を緩和して落ち着かせようとするやり方。
「心配するな」「それは君だけではない。誰でもそうなんだから」「君の気持ちはよく分かるよ」など。同情的、恩情的態度。一応温かみがあり人間的なようではあるが、この温かさは厳しさを欠いている。何の役にも立たない。
D<理解的態度>
相手が表現している感情や考え方、ものの見方をこちらが正しく理解しているかどうかを確 かめようとする態度。
「君の言うことはこういう風に私には聞こえたのだがこれで正しいだろうか?」
「こんな風にとったんだが、これは君の言いたいことにぴったりだろうか?」
このように相手の言葉の中にこもっている意味を受け取っていこうとする態度。
相手の意見をいったん受け入れ(受容)理解しようとする態度である。
上記の5つの態度のうち@〜Cはこちら側から何らかの働きかけをして、こちらの思う方向へ(強引に)変えていこうとする「操作アプローチ」になっている。
Dは操作しようとしない。ここが根本的に違う。
以上
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