今月の言葉
[信用度ランキング]
2002.12.25
NO.176
朝日新聞が4年に1度実施している信用度調査(限定8項目)によると、そのランキングは下
表のようになったという(02.12.23朝刊)。
天気予報が92%で最も高いのは分かるが政治家の信用度が「当るも八掛、当らぬも八掛」の 占い(20%)より下位にあるのはどうもいただけない。それも過去5回の調査の中で最も低いというから危機的状況である。
逆に意外なのは、新聞が84%と高いこと(調査機関が新聞社だからか)と教師が58%とそれほど信用されていないことである(日本の将来を担う若者を育てる教師がこれでは先が思いやられる。天気予報の次に位置して欲しいものだが)。
銀行は51%と芳しくないが、最近はコンプライアンス(法令順守)に真剣に取り組んでいる金融機関も多い。
今年は企業による不祥事が次から次へと発覚した年だが「誠実に勝るものはなし」を教えてくれた一年でもあった。誠実だからこそ信用される。そこで上記の信用度ランキングを「誠実度ランキング」としてあらためて見直してみると納得がいく。
信用度ランキング
@天気予報 92%
A新 聞 84%
B医 者 81%
C警 察 65%
D教 師 58%
E銀 行 51%
F占 い 20%
G政治家 15%
「信用している」と「ある程度信用」を加えた%
−幹部に訴える(127)−
− 部下指導(33)−
[面接技法(3)]
部下に何かテーマや問題点があって面接する必要性に迫られたらどう対応するか。
たとえは悪いが猫に鈴をつける必要性は分かっても、誰が鈴をつけるのかも問題となる。直接の上司か、それともその上の部長かあるいは社長か──。こう考えると面接の技術は一人でも部下をもった者には絶対必要となる。
部下と面接するときのポイントは3つある。
ひとつは 基本的な考え方
ふたつは 言葉の技術
みっつは 態度的技術
である。
この中で最も重要なのは態度的技術でありついで、言葉の技術である。但し態度と言葉は一対となる場合が多い。
少しむつかしくなるが各々について説明すると───
考え方については二値的考え方(白か黒か、真か偽かなど)と多値的考え方(全ては数多くの真理値をもつ)の二つであるが、面接では多値的考え方をとる。
言葉の技術は三つある。
一つは「単純なうけとめ」と言われるもので「ウンウン」「ハイ」「ナルホド」などのあいづちだ。単純にそのまま受けとめる応答。単純に思えてもこれは大変重要だ。聞こうとする態度を含めてこの「受けとめ」の言葉は大きな効果を発揮する。
二つは「くり返し」だ。相手の言葉や話しの内容をそのまま繰り返すこと。賛成、反対の意見は一切言わない。
「仕事が面白くない」に対して「仕事が面白くないのだネ」と応じるやり方だ。「何を言っているのだ」とか「バカなことを考えるんじゃあない」という言い方はしない。
三つめは「感情の明確化」だ。
最もむつかしい。相手の言葉の中にこもっている感情を言葉ではっきり表現してみるような応答をする。
「会社を辞めたい」に対して「今の仕事に不安で不安で仕方ないんだネ」と応じるやり方。
このとき、こちら側の眼でゆがめたり相手の感情を拡大する恐れがあるので注意を要する。最もむつかしい技術である。
新年1月号以降は最も重要な態度的技術とその具体的展開について紹介しよう。
以上
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