今月の言葉
2001.12.25
NO.164
[タバコと発泡酒]
タバコと発泡酒の増税問題が先送りとなり、愛好家の一人としてホッとしている。しかし、ただ先送りになっただけで、いつまた復活?するかは分からない(来年あたりがアヤシイ・・・・)。
政府や役人たちは財政が苦しくなるとすぐ収入(税収)を増やそうとするが自らの痛みを伴なることはやりたがらない。利益を追求する企業であれば、ます固定費の削減に入る。
その主たるものは人件費だ。企業が生き残るために涙をのんで役員や社員の給与を10〜20%もカットする。ボーナスも半減あるいはゼロだ。特に今年の冬はどこも厳しい。
しかし、役所が全公務員のボーナスを半減させた、あるいはゼロにした・・・・などというハナシは聞いたことがない。収入が少なければ、まず自らが血を流す、そしてより効率化を図る工夫をするのが当たり前なのだが・・・
増税のハナシが出るたびにいつもこんなことを考えてしまう
―幹部に訴える(115)―
―部下指導(21)―
部下を指導する立場にある幹部がそれにふさわしい考え方や行動をしているか―と問われれば誰だって「ウーンどうかな」と思う。しかしごく簡単な基本的なことだったらどうだろう。
企業のレベルは経営者のレベルで決まってしまうのと同様に、部門やその部門で働く社員のレベルは部門長のレベルでとまってしまう。部門の業績も部下の成長も部門長次第である。もし部門長のレベルが低ければ、優秀な部下は上司を見限り静かに去っていくだろう。そして残るのは低レベル集団だけである。
モノを作ったり売ったりする技能を身に付けることには熱心だが社会人としての基本的マナーや常識、人を扱う(活かす)技能等についてはあまり関心がない幹部は少なからずいる。
例えば典型的な職人集団であるS社の幹部ミーティング。
その(1)・・「返事をしない」
社長や他の同僚の呼びかけに対してすぐ返事が返ってこない。2度3度呼びかけてようやく重い腰を挙げるように小さな声が返ってくる程度。何か不満なことでもあるのかというとそうでもない。どうも習慣らしい。一体何を考えているのか・・・と言いたくなる。
その(2)・・「話し手の方に顔を向けない」
果たして人の話を聞いているのかいないのか、ずうっと下を向きっぱなし。
何か悩み事でもあるのかなと確認するとそんなことばないといろ。どうもこういうミーテイングというのが苦手なたけらしい。
その(3)・・「欠席の事前連絡がない」
開始時刻がきてもある幹部が来ない。出席している者に聞くと「先ほど帰ったようですよ」とつれない返事。「どうして?」と聞くと「さあ・・」とこれまたつれない。一ヶ月前から日程は連絡してあった筈だが。何か出席したくない理由があったのだろう。
そんな幹部でも自分が直接関係する業務や技術的なことになると人が変わったように活き活きとしゃべり始める。これは本人の得意分野だ。だから自信がある。だから話せる。ただ挨拶したり、返事したり、報告連絡することが苦手なのだ。他人と関係するコミュニケーション技術が苦手ということだろう。情報社会では飛びぬけた一人の天才がおれば他はその他大勢でも良い・・とは言うがそれはそれ。ほとんどの中小企業はチームで仕事をしている。幹部たるもの少なくとも元気の良い[挨拶・返事]・[報告・連絡]程度は部下の見本になって欲しい。
2002年の皆様のご活躍に期待します 以上
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