今月の言葉
2001.7.25
NO.159
小泉首相の初舞台となったジェノバでのG7は終わった。世界経済が停滞する中で「景気対策より構造改革が先」とする日本の考え方は各国首脳より受け入れられた・・・ということだが、株価はとうとうバブル崩壊後の最安値を更新した。内閣支持率はちょっと下がって69%とか。
一方、牛丼やマクドナルドも最安値?を更新した。消費者にとってはありがたいことだが・・・。
7月29日は参議員選挙。
−幹部に訴える(112)−
− 部下指導(18)−
上司として一生懸命教え込んだつもりが、部下(相手)は全くわかってなかったなどということがよくある。
先日、D社(製造業)で幹部研修会をしていたときのこと、部下指導の基本原則を一通り講義したあと、現状認識をする意味で、これまでの部下指導上の反省点を正直に出してもらった。以下に示すのはその時の内容である(アトランダムに出されたものを3つの項目にまとめてみた)。
[1]上司でありながら部下に仕事のやり方を教えなかったという反省
@何も教えず、すぐ作業に入らせてしまった。
A仕事は盗んで覚えるもの、聞きに来るまで教えなかった。
Bわざと教えなかった(こともある)。
C忙しさを理由に、新入社員をほったらかしにした。
D教えてもいないのに「こんなこと分からんのか」と叱ってしまった。
E自分が分かっていることは相手も知っていると思い教えなかった。
[U]教えはしたが、その方法(やり方)に問題があったという反省
@指導上の目標を設定しなかった。
A教え方が大雑把であった。
B教え方が一方的で部下の能力を考えなかった。
Cマニュアルを見せるわけでもなく、口頭だけの説明で終わった。
D「分かったか?」を連発してムリにうなずかせていたようだ(本当は分かっていなかった)
E教えたつもりが部下は別の解釈をしていた。
F教えたあとのチェックをしなかった(いつの間にか我流でやっていた)。
[V]その他部下指導上の幹部の悩み
@同じように部下に教えても、個人の理解度が違うのに悩んだ。
Aついつい感情的に叱ることが多く部下との関係が悪化。
B間違いを指摘する勇気がない(特に年上の部下に)。
C幹部自信が正しい業務(作業)を理解しておらず、自信を持って指導できない。
上記の[T]〜[V]はほとんどの中小企業の幹部に共通する課題だ。
[T]は全くの問題外であるが、まだまだこういう幹部がいるのは残念である。
[U]のタイプはよくみかける一般的な反省である。対策としては、この逆をやれば良い。
部下を如何に早く一人前に育て上げるかが、幹部の大きな仕事であることをあらためて確認しよう。
猛暑の中、暑中お見舞い申し上げます。
(来月につづく)
以上
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